2005/03/20,日帰り,愛知県・渥美半島,ソロ
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久し振りに二日連続のツーリングの一日目。本日の目的地選定は迷った。

暖かい日なので山に走りに? or 以前行こうとしたが途中で変更して行かなかった伊良湖岬か?

結局まだ一度も行っていない渥美半島を回ることに。
09時40分ごろ出発しR248で南下しR23へ入り先ずは豊橋へ。そのまま進んでしまうと有料の豊川橋へ入って
しまうので迂回。案内通りに進むと無事R259に。後は道成りに進むだけ、途中コンビニによりかるい昼食を。
川の側に建ってたので、鳥達が舞っているのが見えたので観察していると、中の一羽猛禽類の鳶が4・5m上を通過。
食い終わったので、レンズを着け川の方へ。やはり野生の生命、こちらから近づいての撮影は不可。
バードウォッチングで望遠を使う理由を実感。やはり14mm−45mm一本じゃ役不足。200mmくらいのレンズも今年中に。

田原市街を抜けと直交差点。伊良湖岬左の案内に従い28号線へ。なかなか快走路。あっと言う間に終わってしまうが・・・
高松一色にてR42で西へ。丁度信号待ちで止まった所は渥美太平洋ロングビーチの入り口との交差点。
行くべきか否か・・・・・・・左へ方向指示を出し少し寄り道。これが大正解。
渥美太平洋ロングビーチから延びるR42への道 (600x450 66kb) 遥か彼方まで続く様な海岸線 (700x525 89kb)
右はなんか映画に出てきそうな感じの風景。これで車がいなければもっとイイが土日でそれは望めず。
丁度イイ場所に車が止まってたので、その後ろで撮影してると、気に障ったのかその車はエンジン掛けたと思ったら
直にアクセル吹かして此方に砂と石を飛ばしながら走り去っていった。咄嗟にカメラを庇う。
まあ世の中にはカッコ悪い大人も大勢居ると言う事を実感し、一度もそちらを見る事無く無視して撮影の続き。
ビーチから見た広大な海 (600x450 72kb)
美しい海岸で何れ復来たいなと思える場所だった。次はいよいよ今日の目的地伊良湖岬。
R42はなかなかいい感じの道で、久し振りにマッタリと制限速度で走り、W650やハーレーを楽しめる精神に
近づけたかなぁなどと考え事をしたり景色を楽しんでいると岬へ到着。なかなか人も多い。

開いてる所に停め、カメラを持って灯台の方へサイクリングロードを歩いていく。距離にして400m。直に着きます。
見事に正面に太陽・・・・「練習にはイイかも」と急な階段を下りながら考え撮影開始。
伊良湖岬灯台 (600x450 70kb)

自由に飛び回る鳶等を撮ったり、自由について考えたりしながら歩いていくと道の駅「伊良湖クリスタルポルト」へ。
来た道を戻る気にはならないので、サイクリンロードで戻ることに。結果歩行距離は2kmほどに・・・
特に理由が無ければ途中で引き返した方が無難だろう。丘の上の建物は伊勢湾海上交通センター。

岬から見た日出の石門

駐車場から岬へ向かう道の途中には太平洋戦争の戦没者慰霊碑が存在する。
行くときは気づかなかったが、現在の国旗とともに昔の国旗も掲げられていた。
そして、ここは「終戦のローレライ」に書かれていた島崎藤村の「椰子の実」の歌が生まれるキッカケになった場所。
意識して選んだ場所ではなかったのだが、いろんな意味でいい場所だ。以下詩を転載。

「椰子の実」  島崎藤村

名も知らぬ 遠き島より
流れ寄る 椰子の実一つ

故郷の岸を 離れて
汝(なれ)はそも 波に幾月

旧(もと)の木は 生いや茂れる
枝はなお 影をやなせる

われもまた 渚を枕
孤身(ひとりみ)の 浮寝の旅ぞ

実をとりて 胸にあつれば
新なり 流離の憂

海の日の 沈むを見れば
激(たぎ)り落つ 異郷の涙

思いやる 八重の汐々(しおじお)
いずれの日にか 国に帰らん


マップルにも載っている浸食で出来た洞門日出の石門。椰子の実記念碑もここにあるらしい。
今回は知らなかったので行かなかったが、また今度日の出を見に来た時にでも。
遠いんで泊まりになるだろうからいつになる事だか・・・・

R42を少し戻り県道420号線からR259へ。次に目指すは蔵王山の展望台。
300kw級風力発電の風車も建っていていい感じ。ここは夜景もかなり綺麗らしく、検索すると幾つもヒットする。
今回は夕日だけ見て帰ったが、次は夜景を撮りに行ってみたいものだ。
どの風車もどっかのとは違い良く回ってます。


展望台から見た田原・豊橋方面 (700x525 84kb)
2階はテラスで北と南に分かれていて、4階は360℃ガラス張りの展望所になってます。
まあガラスが無い分2階がオススメ。
到着時17:30過ぎ。日が沈むには少々早かったので、一服。が、久し振りのシィッシャーは包装を破ると二つに・・・
捨てるのも勿体無いので長い方に火を点けるが、段々ボロボロになり5分ほどでやめ、チョコを食いながら待つ。
40分ほど経つと、色が変わり始めたので撮影開始。
展望台の風車と夕日 (700x525 113kb)

後は帰るのみ。2号線R23へ、 来る時通らなかった豊川橋を通り帰宅。
橋の通行料、区分自動車¥200也。自転車・原付¥50の区分は在るのに、二輪車が無いのはなぁ。現状の象徴だ・・・・
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本日走行距離 : 約180km
燃費 : -- km/L
出発・帰宅時間 : 09:40〜19:50

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