2003/08/23,日帰り,長崎県・島原半島 & 熊本県・大観峰−福岡県・八女,ソロ
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前日に起きれれば朝日を見行こうと思い就寝。
3時半に目が覚めたので、行く準備をはじめ、出発。
良い音なので、少し押していき、暖気もせずにすぐに走り出しR34に入る。
途中の案内で気温は26度だったが、メッシュジャケットではかなり寒かった。
まあ我慢できないほどではないのでそのまま走行。R207で諫早まで行く。
ここまでは昼間は嫌だと思うトラックの後ろも快適だった。なんせ幅ギリギリの乗用車運搬用の大型トラック
がかなり速かったので、それなりの速度で行けた為だ。ここまでの平均速度は60+○ぐらいだったと思う。
R57沿いのコンビニで休憩。いつもながらコーヒーとチョコ。R251で半島を時計回りに回り、場所を探す。
が、空が明るくなってきたので、焦り始めさらに速度を上げまだ動き出していない町を駈ける。
はずが、道沿いを歩く人が多く、何かあっていた様で動き始めていた。
3ケタにとどきそうな感じで疾走、目的地を探す。水無川の辺りで考えていたが、
島原市のちょい手前に、堤防の方へ行けそうな道があったのでそちらへ入る。
堤防に出て見るとなかなか良い感じだったのでここに決定。バイクを停め、カメラを出し
太陽を待つ。が2・30分してようやく顔を見せ始めた。(時刻7時06分前後)
今回停めたところ (800x600 57kb) 地面に置き、明るみ始めた空をバックに (800x600 47kb)
染まる雲と月 (600x800 19kb)
太陽がのぞく少し前 (1024x768 39kb) 朝日に染まる雲 (1000x750 48kb)
SS900朝日と共に (800x600 33kb)
海を染める太陽 (600x800 26kb) 初めて共に浴びる朝日 (600x800 48kb)
太陽が顔を見せたのが、7時過ぎてからだったので、すぐに帰る。
なんせ今日はバイトのミーティングが8時半からあるのだ。少々無謀だったかもしれない。
ぶっ飛ばす。何台もの車を抜き、異常な速さで走っている乗用車も抜き、
あっという間に自宅に到着。腹が痛かったのでトイレに駈け込み、すぐにバイト先へ。
しかし、着いたのは8時18分。早過ぎた。前のコンビニで「戦国自衛隊」と飲み物を買い戻る。
ミーティングの後は、葉巻を吸いながら今日の目的地を考える。
久しぶりに大観望へ行く事にした。(二ヶ月ぶり)今回は日田経由ではなく、
R443で山鹿経由でR326 に入る。少し渋滞していたので、
以前U氏に教わった道でかわす。本線に戻り、をすり抜ける。
菊地からはR325県道339号 [ミルクロード]に入る。快適な走行をと考えていたが、
乗用車が多くて無理だった。何台かの方に譲ってもらい、先へ。ネイキッドの2人の方の
後ろへつく。途中から追越を始められたのでそれに続く。しばらくして、こちらの方々を抜き始め
さらに進み大観峰へ到着。休憩し帰りのルートを考える。
一瞬そのまま帰ろうかとも思ったが、八女の山道を行く事に。
この判断が後々多額の出費と心的ストレスを生み出すことになる。
R212で小国に入り、R387で 中津江村を目指す。小国では、ZX‐12の方の横を通りすぎた。
R442も爆走し、日向神ダムの辺りに差し掛かった辺りで事は起こった。
(450x600 69kb) (600x450 47kb)
速度を出していた為、バンクを深くして曲がっていた僕は、道路の凸凹が
見えているにもかかわらず、認識できないでいた為、前輪が乗った瞬間、跳ね上がり、
そのまま滑り始めた。始めての公道、走行中での転倒だ。しかし、意外と冷静なもので、
バイクが滑るのを見ながら、自分は非難する事を考え、路肩に行こうと回りながら立上がり
歩こうとする。が、激痛が走りうまく歩けなかったので這う様にして路肩へ。
非難しながら今度は障害物として道路に横になっているドカを起こさなくてはと思い、立上がる。
その時、対向車が止まってくれているのに気づき、いちお手を挙げ挨拶をする。
で、降りてきたカップルに救急車を呼ぼうかと聞かれたが、それは断り、起すのだけを手伝ってもらう。
大丈夫かなどと聞かれたりしたが、僕の一人にしてくれと言う雰囲気が
伝わったのか、男性の方が行こうと言い去っていった。一人になって、「やってしまったなぁ」
「修理費が高そうだな」などと思いながら、起す時に脱ぎ捨てていたヘルメットとジャケットの傷、
バイクの傷、服の損傷などを見た後、怪我の具合を見た。肩肘の擦り傷とひざの打撲。
骨が折れてる様子は無かったので、RBに連絡。説明し連絡を待つ。佐賀から引き上げに来るそうで、
1時間強待つことになった。暇つぶしは、偶然(必然?)に持って来ていた小説を読んだ。
ちなみにタイトルは 「野獣駆けろ」 大沢在昌/著 だった。この人の作品で最初に呼んだのは
「ザ・ジョーカー」でハードボイルド好きには当りだったので、いくつかの作品を読んだ。
話はそれたが、待っている間、Zのグループに声をかけられたりした。心配して下さり感謝感謝。
小国で抜いたZX‐12Rの方も通って行かれた。皆さん(ここを通ったライダーは2時間ぐらいで
30人ぐらいだったと思う)安全運転で走行されてたので、僕は自分で馬鹿みたいだなと思っていた。
しかし、今日は、何度か危ない場面があり、数十分前には「死神が呼んでいそうだなぁ」と
思ったりしたのに、このざまだった。
★1度目は朝(4時ごろ)左折する時に、何も見えなかったのに後輪が何かに乗り少し滑った。
★次は穴などは見えなかったのにハンドルが振られた。この時はスピードが出てたせいか、
ハンドルに少し振動が加わるくらいだった。
★タイトなコーナーでいつもよりアクセルを開けてた為、後輪が滑り出した。
★2度目と同じ感じだったが、今回はハンドルを大きく振られた。しかし、またスピードのおかげで
前輪が微かに接地している感じで、事無きを得た。
で、最後に転倒だ、1・3度目は他の時でも有得るので、省いたとしても、何回か前兆があったのだ。
省いた場合「3度目の正直」なってしまっている。
まあ、転倒したのは痛いが、成長につながるので、これからは、より自己制御をしていかねばなぁ
と思った。これを読まれていて、転倒したことが無いと言う人は、特に気をつけてください。
バイクに乗っていて起きる事故や転倒は腕だけの問題じゃないですから。運も在るはずです。
二輪車と言うものは、腕だけじゃなく理性でも運転しなければならないなとつくづく実感。
帰りはRBのトラックで、工場長と塗装のことなどを話しながら送ってもらい自宅へ。
この日からバイクの無い長い長い日々の幕開けとなった。

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本日走行距離 : 約400km
燃費 : 朝は23km/Lぐらいいけた
出発・帰宅時間 : 3時半〜18時半

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